2016年 05月 07日
初夏にふさわしいメルスリーセット♪
3月の買付で真っ先に出かけたのはパリ郊外の蚤の市。
入場料を1000円ほど払って入る骨董市なので、必然的に
良いものばかりが並ぶのだけれど、いずれも高価すぎて手が出ない。。。
が、とあるお店のショーウインドーに目が釘付けになったのは
こちらのレース。
大好きなアイリッシュクロッシェレース、
かなりの細番手の糸でとてもきれいにカッチリと編まれた極上レース。
店主に聞くと未使用のお品とのこと、
きっとペチコートの裾などに取り付けるために編んだのでしょう・・・
クロッシェレースは糸が太いともったりして野暮ったいけれど、
細ければ細いほど繊細で美しく、
まるで「レースの彫刻」のように見えるから好きなのです。。。
幅は15cmほどもあり、これを2m弱編むといったらどれだけ時間がかかる?
と、思うと、昔の人の根気強さに頭が下がりますネ
19世紀末ごろのお品ですので100年以上の前のレース、
未使用ですが経年による色づきが若干あります。
漂白すれば真っ白になるけれど、それはちょっと味気ない。。。
ということで、お洗濯もせずこのままで^^
そして、今まで何度か御紹介している極小ビーズの束。
今回は、くすんだ水色といったらよいかしら、
微妙なニュアンスの美しい束に出会いました♪
また、これを1本1本ほどかなきゃ、と思うとちょっと気が遠くなる・・・笑
でも、ビーズも玉が小さければ小さいほど美しいのですよ~
こちらも19世紀の古いビーズで、今はもう作ることができない
貴重なお品です。
そして、こちらは南仏の蚤の市で出会ったハンドメイドのモチーフ。
こんなとびっきりのお品にまだまだたくさんのレースやボタンなどをプラスして
初夏にふさわしいハンドメイドのセット『Blue & White set 2016』を
作りたいと思っています♪
御紹介は来週半ばぐらいになりますでしょうか、
どうぞお楽しみに~!